例年の如く暑い日差しの中、照り返すアスファルトは熱く。 
志摩子さんと待ち合わせにいく途中、ふと見上げるとそこには一輪の白い花があった。
何の花かは知らなかったけれど、ただ私の脳裏に白々とした日差しがその花を焼き付けたことは、確か。
後日、気になって記憶を頼りに調べてみたが、それらしき花は見つからなかった。
あの花は日差しが見せた蜃気楼なのではないかと、そんな思いが浮かんで消えた。





2005/07/18にpure様の掲示板に投稿させて頂いた際に添えたものです。







































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